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Horn Collection

ホーンコレクションは「本革の革靴」のような眼鏡を目指しております。上品で存在感のあるバッファローホーンは黒茶白のセピア調の色味で構成されており、それらの色が油絵のように重なり様々な表情を生み出します。一般的なプラスチック製品と違い、タンパク質で出来ており繊維方向があります。乾燥するシーズンには繊維方向に沿ってベビーオイルなどを塗り、布で伸ばしながら保湿していただく事で潤いを保ち長く使っていただけます。経年変化やお手入れも含めて愉しんでいただければと思います。肌に触れる鼻パッドもバッファローホーン製に仕上げており、テンプルエンドの滑り止めは靴のソールをイメージして彫刻を施しております。

〇産地について
エヌプロダクトで採用しているインド 原産のバッファローは食肉として育てられており、骨や皮や角は工芸品になります。加工前のバッファローホーンの形状は円錐型をしており、先端は判子やアクセサリーに、面積の広い根本の限られた部分を板材に加工し眼鏡に仕上げていきます。その為、一般的な眼鏡の材料とは違い、一度に大量の加工は出来ません。日本でデザインされた眼鏡は、角や骨の加工が盛んな町 サンバル(インド)でプレート状に加工され、バッファローホーンの眼鏡職人を多数有する河源市(中国/広東省)の工場で製品化されています。

〇フィッティングについて
アセテート用のウォーマーで長めに温めていただく事で曲げ伸ばし等の調整も可能です。フロントもテンプルも横に繊維方向があります。テンプルは繊維方向に逆らって縦に鋭角に曲げてしまうと破損の原因になります。繊維方向に沿って内寄せする曲げには強いので、スポーツサングラスのように抱き込むフィッティングが望ましいです。鼻あてやテンプル開き・高さの調整が必要な箇所には、金属パーツを採用しております。主にナイロール仕様にすることで、レンズ交換の際に素材に負担を掛けにくい構造にしております。

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